旨いの向こう側
最近料理を考えるのが辛いなぁ
なんにも進歩してねぇ~よ
出来ないが、正しいかな
昨日TVで
葉加瀬 太郎のライブがやってた
旨いって言うか、あの素晴らしいメロディーを創り上げ
表現する感性が凄い
絵画も凄い
写実的に描くなら、写真で十分だろう
だけど、写実的に描かれた絵の向こうに
何かを伝えたい感性を持ってるから
感動があるんだと思う
陶芸家も凄い
何を想い、考えながら
へんてつもない土から粘土を作り
炎を操り器を創り
出来上がった器をなにをもって
満足と思うのか・・・
料理( 俺 )はどうしたらいいんだろう?
旨い物はそれなりに作れるんだろう
(自慢じゃないからね)
塩、胡椒して焼けば大抵は美味しいよね
ましてや、日本人なら醤油を垂らせば完璧だ
バイオリン
絵画
陶芸
それぞれの世界も、旨い物を作り出す人は沢山居るんだろうね
でもそれは、あくまで上手だねぇ~で
旨いの向こう側に行け無いんだろうなぁ~
俺なんか酷いもんか?
もしかしたら、旨くないんじゃないかなぁ?って
思ったりしちゃってね・・・
物造りの壁は、厚く高いよ
あの人達の向こう側が知りたい・・・
今日も沢山のお客さんが
俺の料理を食べたろうけど
「美味しかっタァ~ また来ますね!」
その言葉が、どうも心に引っかかる
美味しいっ物をって
思って作ってるんだけどね・・・
オイッ!何悩んでんだよォ~
だいたいなぁ~お前と、一流のミュージシャンや
芸術家を比べるのは100年早いんだよォ~
己をもっと知れ!
ハァ~モォ~
また、こんな落ちが付いて終わったよ!
明日はゆっくり休みますので