RAOUT（ラウー）です！

昨日、休みだし天気もいいので
久ぶりに、やちむんの里に行きたくなり
ふらりと出かけてみた

もう、やちむん市も終わったし落ち着いたかなぁ～って
以前から親交のある、読谷山焼北窯、宮城工房の宮城正淳先生を
久しぶりに訪ねたんだ

北窯は、沖縄で1番大きい登り窯だ
4つの窯元が協力して造ったもので
その4つの窯元を北窯っと呼ぶ


工房内立ち入り禁止の札がある

　「宮城さん！お久しぶりです！」

　「おっおぉ～久しぶりだねぇ～！この間行ったら店無かったぞぉ～？」

　「アハハッ　建て直ししててね、もう出来上がったから報告にね」

　「そうか、そうか　まあまあ　入いんなさいよ！」


いつもの様に
手作りの囲炉裏の廻りに腰掛て、熱いお茶をすする


いつ来ても落ち着く処だ

こんな世界に憧れる
若い人達の気持ちも判る様な気がするね

憧れで出来る程、甘くない仕事だろうけど・・・
あくまでも、　気がするだからね！



以前（8年前位）は、もっと良かったよぉ～
本当に別世界だったからね
時間が止まってるかの様な気がする処だった


舗装も去れてない森の凸凹道を下る
途中に数箇所、窯元が点在しているのが見え隠れしてる
最後の急な坂を下りると
突然、大きな空間が広がってるんだ

木造で大きな瓦屋の工房が、広場の3方を囲む様にコの字に建つ

その奥に、巨大な粘土の、登り窯がそびえる　

スゲェ～
なんだぁ～此処はァ～？

ご招待されて、初めて着いた時の感想は

　「こりゃ、物凄い物見っけたぞォ～」だったもんね！

琉球村より、琉球村だった様な気がしたからね


年々開拓されて
最近では、此処も完全に
観光名所の一つに成ってしまったんだなぁ～

森は切り開かれて、明るくなり
道は綺麗な石畳になり、工房も増え
広い駐車場も作られて
カフェまであったりして・・・

少々残念が気がするなぁ～
残して置きたかった、空間だったのに・・・（俺の我がままですので・・・）

最初の　工房内立ち入り禁止の札

昔は無かったんだ
昨日行って、チョット悲しかったよ
「いつでもおいで、教えないけど勝手に作っていいよ！」だったのに・・・

時代は流れたんだなぁ～


あれも、きっと心無い観光客が
作品を制作中、無神経にキャーキャー言いながら
騒いで見て廻るんだろう

陶芸家が作品を創る事
極めて集中している事だろうし
神聖な事の様に思うけどなぁ～


「宮城さん、前の方が良かったんじゃない？」


「だからねぇ～　もう観光地になってるさぁ～　仕方ないけどねぇ」

そう言う窯元は、ちょっと寂しそうでした・・・



週末には、又お茶菓子作って持ってくサァ～ネェ～
皆で食べようね！

元気出して、いい器創りましょうよ！




　お前がね　偉そうに、そうゆう事　言うんじゃ無いの
　何様のつもりで居るンだよォ～

　お前こそ、もっとチャント仕事やれよ！つぅ～の


ごもっともです、
生意気言いってしました、スミマセン！